Q: 就業規則の届出はいつまでに必要？

労働基準法では、就業規則の作成から届出までの期限は明確に定められていませんが、「遅滞なく」とされているため、 作成・周知後2～3営業日以内に届け出るのが望ましい でしょう。

Q: 就業規則は届出しないと無効？

就業規則は作成・届出するだけでは有効とならず、 従業員に周知して初めて有効 なものとして扱われます。 （法令等の周知義務） 第百六条 使用者は、この法律及びこれに基づく命令の要旨、就業規則、（中略）並びに第四十一条の二第一項に規定する決議を、常時各作業場の見やすい場所へ掲示し、又は備え付けること、書面を交付することその他の厚生労働省令で定める方法によつて、労働者に周知させなければならない。 労働基準法第106条1項｜法令検索 e-Gov 一方で、届出の有無は、直接就業規則の有効性とは関係ありません。 つまり、届け出ていても周知していない場合は就業規則自体無効となり罰則対象にもなりますが、周知だけしており届け出を怠っていた場合は罰則対象にはなるものの、就業規則自体は有効なものとして扱われます。

Q: 就業規則届出の必要書類は？

就業規則の届出は、「就業規則（変更）届」を労働基準監督署に提出することによって行います。この際には、 「作成・変更した就業規則」と労働者代表への意見聴取を書面にした「意見書」を添付 する必要があります。 添付する就業規則は、労働基準監督署提出用と自社保管用で計2部作成する必要があります。

Question 1

就業規則の届出はいつまでに必要？

Accepted Answer

労働基準法では、就業規則の作成から届出までの期限は明確に定められていませんが、「遅滞なく」とされているため、作成・周知後2～3営業日以内に届け出るのが望ましいでしょう。

Question 2

就業規則は届出しないと無効？

Accepted Answer

就業規則は作成・届出するだけでは有効とならず、従業員に周知して初めて有効なものとして扱われます。

（法令等の周知義務）
第百六条　使用者は、この法律及びこれに基づく命令の要旨、就業規則、（中略）並びに第四十一条の二第一項に規定する決議を、常時各作業場の見やすい場所へ掲示し、又は備え付けること、書面を交付することその他の厚生労働省令で定める方法によつて、労働者に周知させなければならない。

労働基準法第106条1項｜法令検索 e-Gov

一方で、届出の有無は、直接就業規則の有効性とは関係ありません。

つまり、届け出ていても周知していない場合は就業規則自体無効となり罰則対象にもなりますが、周知だけしており届け出を怠っていた場合は罰則対象にはなるものの、就業規則自体は有効なものとして扱われます。

Question 3

就業規則届出の必要書類は？

Accepted Answer

就業規則の届出は、「就業規則（変更）届」を労働基準監督署に提出することによって行います。この際には、「作成・変更した就業規則」と労働者代表への意見聴取を書面にした「意見書」を添付する必要があります。

添付する就業規則は、労働基準監督署提出用と自社保管用で計2部作成する必要があります。

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