勤怠管理システムの業界トップシェアを誇る「KING OF TIME」には類似商品が多く、「何を基準にどの製品を選べばよいのかわからない」という声も多く耳にします。
この記事では、「KING OF TIME」と、その類似製品である勤怠管理システムの比較をしながら、システム選定のポイントについて、わかりやすく解説します。
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KING OF TIME(キングオブタイム)とは
「KING OF TIME」は、株式会社ヒューマンテクノロジーズが提供する、クラウド型勤怠管理システムで、業界トップシェアと20年近い実績を誇ります。導入企業も、小売業、飲食業、サービス業、建設業、製造業、運輸業など、あらゆる業種に渡っています。
また、「KING OF TIME」は自社製品としての販売だけでなく、さまざまな企業に対してOEM製品として提供されています。以下にOEM提供の製品一覧を掲載します。
- Touch On Time(タッチオンタイム)|株式会社デジジャパン
- 勤革時|日本電気株式会社
- 勤給解決|株式会社シフト
- freee勤怠管理Plus|Freee株式会社
- セコムあんしん勤怠管理サービス KING OF TIME Edition|セコム株式会社
- おまかせはたラクサポートクラウドサービス(KING OF TIME for NTT東日本)|東日本電信電話株式会社
- KING OF TIME for ビジネスプラス|株式会社NTTドコモ
- おまかせ勤怠管理 Powered by KING OF TIME|伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
- dynaCloud勤怠Navi|東芝情報システム株式会社
- オフィスステーション 勤怠
- リクナビHRTech勤怠管理|株式会社リクルートキャリア ※サービス終了
- KDDIモビレコーダー|KDDI株式会社 ※代理店販売に切り替え
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KING OF TIMEを基盤とした製品の特徴や違い
「KING OF TIME」からOEMとして提供されている製品は、基本的にはほぼ同じ機能を備えています。どのような特徴を持っているのか、見ていきましょう。
中小企業向け導入実績No.1
「KING OF TIME」オリジナル版及びOEM製品を合わせた導入実績は、導入企業40,000社、利用ID数2,330,000(※)にも上り、クラウド型勤怠管理システム市場においてNo.1のシェアを獲得しています。
※出典:富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場 2021年版」勤怠管理SaaS市場 利用ID数
導入先も、小売業、飲食業、サービス業、建設業、製造業、運輸業など、幅広い業種・規模に渡っており、どのような業態でも柔軟に対応できる製品と言えます。
多彩な打刻方法
「KING OF TIME」オリジナル版は、あらゆる業種や働き方に対応できるよう、以下のような多彩な打刻方法を備えています。
- PCや従業員個人のスマートフォンからアクセスできるブラウザ打刻
- 交通系ICカードや社員証カードを利用できるICカード打刻
- なりすましや不正打刻の防止に最適な顔認証、生体認証(指紋・静脈)打刻
- リモートワークにも対応できるWindowsログオン・ログオフ打刻
- ビジネスチャットツールを利用したチャット打刻
OEM製品による違いが最も出てくるのがこの打刻方法で、上記からいくつかピックアップした打刻方法を採用していたり、自社オリジナルん打刻方法を備えていたりします。
たとえば、「タッチオンタイム」や「勤給解決」であれば、自社オリジナルのタイムレコーダーが用意されており、「セコムあんしん勤怠管理サービス KING OF TIME Edition」であれば、セコムの入退室管理システムと連動した打刻が可能となっています。
安心のサポート体制
「KING OF TIME」のサポート体制は手厚いことで知られ、導入時のサポートはもちろん、導入後も東京・大分の2拠点に専門スタッフを配置して、運用をサポートしてくれます。
WEB上からオンラインヘルプやチャットボットを利用できるほか、問い合わせ方法もオペレーターによる有人チャット、問い合わせフォーム、電話サポートと、さまざまな方法が選べます。
法改正などに伴う仕様変更も、自動アップデートで無償対応してくれるため、安心して利用することができます。
このサポート体制もOEM製品によって違いが出てくる部分で、問い合わせ窓口を「KING OF TIME」オリジナル版と一本化している製品と、専用のヘルプサイトやサポートセンターが用意されている製品とに分かれます。
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KING OF TIMEを基盤とした製品一覧と特徴
ここからは、具体的に各OEM製品ごとの特徴をご紹介します。
Touch On Time(タッチオンタイム)
「Touch On Time(タッチオンタイム)」は、株式会社デジジャパンが2010年からOEM製品として販売している製品です。
指紋認証・ICカード認証・パスワード認証がオールインワンで使える、ハイブリッド型のオリジナルのタイムレコーダー「タッチオンタイムレコーダー」が利用できるのが、大きな特徴です。
また、自社独自のサポートセンター、オンラインヘルプも用意されています。
「Touch On Time」公式サイトはこちら
>>勤怠管理システム『Touch On Time(タッチオンタイム)』
「Touch On Time」ヘルプサイトはこちら
>>Touch On Time オンライン・ヘルプ
公式リリースはこちら
>>勤怠管理ASPシステム「KING OF TIME」をデジジャパン社へOEM提供
勤革時
「勤革時」は、日本電気株式会社がOEM製品として販売している製品で、10年以上の稼働実績があります。
導入に際しては、専任スタッフによる設定・運用サポートが受けられます。なお、ヘルプサイトについては、「KING OF TIME」オリジナル版の旧ヘルプサイトを流用した作りになっています。
「勤革時」公式サイトはこちら
>>勤怠・シフト管理システム「勤革時」
「勤革時」ヘルプサイトはこちら
>>オンライン・ヘルプ|勤革時
公式リリースはこちら
>>クラウド勤怠管理システム「KING OF TIME」のNEC向けブランド「勤革時(きんかくじ)」の提供
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勤給解決
「勤給解決」は、株式会社シフトが2012年からOEM製品として販売している製品です。
株式会社シフトが独自に開発した、次世代の2次元カラーコード「カメレオンコード」を用いた打刻方法が利用できるのが、大きな特徴です。
ヘルプサイトについては、「勤革時」と同様にオリジナル版の旧ヘルプサイトを流用した作りになっています。
「勤給解決」公式サイトはこちら
>>勤給解決:勤怠管理から給与計算までを一元管理
「勤給解決」ヘルプサイトはこちら
>>オンライン・ヘルプ|勤給解決
公式リリースはこちら
>>「KING OF TIME」と、2次元カラーコード「カメレオンコード」との夢のコラボレーションが実現!
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freee勤怠管理Plus
「freee勤怠管理Plus」は、Freee株式会社が2021年からOEM製品として販売している製品です。同社製品の「freee人事労務」「freeeプロジェクト管理」などと自動連携が可能な点が大きな特徴と言えます。
独自のオンラインヘルプサイトを備えており、導入後の個別サポートについては、現在提供中のメール対応に加えて、電話及びチャット対応も今後提供予定となっています。
「freee勤怠管理Plus」公式サイトはこちら
>>人事労務ソフト freee勤怠管理Plus
「freee勤怠管理Plus」ヘルプサイトはこちら
>>freee勤怠管理Plus-freee ヘルプセンター
公式リリースはこちら
>>freee人事労務のさらなる充実のため 新たにfreee勤怠管理Plusを提供へ
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セコムあんしん勤怠管理サービス KING OF TIME Edition
「セコムあんしん勤怠管理サービス KING OF TIME Edition」は、セコム株式会社が2018年からOEM製品として販売している製品です。
ICカード打刻、生体認証打刻、PCログイン打刻のほか、セコムのメインプロダクトであるセキュリティサービスを活かして、入退室管理システムと連携した打刻も可能となっています。
また、専用のサポートコールセンターも用意されています。オンラインヘルプについては、「勤革時」や「勤給解決」と同様の作りになっています。
「セコムあんしん勤怠管理サービス KING OF TIME Edition」公式サイトはこちら
>>セコムあんしん勤怠管理サービス KING OF TIME Edition
「セコムあんしん勤怠管理サービス KING OF TIME Edition」ヘルプサイトはこちら
>>ONLINE HELP セコムあんしん勤怠管理サービス
公式リリースはこちら
>>「セコムあんしん勤怠管理サービス KING OF TIME Edition」としてOEM提供開始
おまかせ はたラクサポート クラウドサービス(KING OF TIME for NTT東日本)
「おまかせ はたラクサポート クラウドサービス(KING OF TIME for NTT東日本)」は、東日本電信電話株式会社が2020年からOEM製品として販売している製品です。
バックオフィス業務の統合型クラウドサービス「おまかせ はたラクサポート」の中の1サービスに位置づけられ、ほかに給与計算や経費精算などのサービスが提供されています。
オンラインヘルプは「KING OF TIME」の旧デザイン版オンラインヘルプを流用した作りになっています。また、サポートについては標準サービスではなく、「おまかせ はたラクサポート サポートサービス」を別途契約することで、サポートが受けられるようになります。
「おまかせ はたラクサポート クラウドサービス(KING OF TIME for NTT東日本)」公式サイトはこちら
>>バックオフィス業務の効率化 – おまかせ はたラクサポート
「おまかせ はたラクサポート クラウドサービス(KING OF TIME for NTT東日本)」ヘルプサイトはこちら
>>KING OF TIME for おまかせ はたラクサポートオンラインヘルプ
公式リリースはこちら
>>中堅中小企業のお客さま向け「おまかせ はたラクサポート」の提供開始について
KING OF TIME for ビジネスプラス
「KING OF TIME for ビジネスプラス」は、株式会社NTTドコモが2013年からOEM製品として販売している製品です。オンラインヘルプはありませんが、ビジネスプラス専用のサポートサービスとして「コンシェルジュデスク」が用意されています。
「KING OF TIME for ビジネスプラス」公式サイトはこちら
>>KING OF TIME|サービス・ソリューション|ドコモビジネス
公式リリースはこちら
>>NTTドコモが提供する「ビジネスプラス」に「KING OF TIME for DOCOMO」
おまかせ勤怠管理 Powered by KING OF TIME
「おまかせ勤怠管理 Powered by KING OF TIME」は、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社が2016年からOEM製品として販売している製品です。
打刻方法としては、ICカード打刻、生体認証打刻、PCログイン打刻が可能です。
専用のオンラインヘルプやサポートデスクはなく、「KING OF TIME」側のサポートサービスを利用する形となっています。
「おまかせ勤怠管理 Powered by KING OF TIME」公式サイトはこちら
>>おまかせ勤怠管理|ソリューション
公式リリースはこちら
>>CTC、「おまかせ勤怠管理 Powered by KING OF TIME」を提供開始
dynaCloud勤怠Navi
「dynaCloud勤怠Navi」は、東芝情報システム株式会社が2020年からOEM製品として販売している製品です。
同社の業務システムソリューション「dynaCloud」シリーズの一つとしてラインナップされています。打刻方法としては、ICカード打刻、生体認証打刻、PCログイン打刻が可能です。
専用のオンラインヘルプやサポートデスクはなく、「KING OF TIME」側のサポートサービスを利用する形となっています。
「dynaCloud勤怠Navi」公式サイトはこちら
>>dynaCloud勤怠Navi Powered by KING OF TIME
公式リリースはこちら
>>勤怠管理システム「KING OF TIME」とDynabookの「dynaCloud」が協業開始
オフィスステーション 勤怠
「オフィスステーション 勤怠」は、株式会社エフアンドエムが2023年からOEM製品として販売している製品です。
同社の業務システムソリューション「オフィスステーション」シリーズの一つとしてラインナップされています。多くの給与計算ソフトや勤怠管理システムとAPI連携可能で、スケジュールパターンの作成が無制限なので、シフト管理に優れています。
こちらも、専用のオンラインヘルプやサポートデスクはなく、「KING OF TIME」側のサポートサービスを利用する形となっています。
「オフィスステーション 勤怠」公式サイトはこちら
>>オフィスステーション 勤怠
公式リリースはこちら
>>株式会社エフアンドエムへOEM提供を決定
リクナビHRTech勤怠管理 ※サービス終了
「リクナビHRTech勤怠管理」は、株式会社リクルートキャリアが2018年からOEM製品として販売していましたが、2020年にサービスが終了しています。
公式リリースはこちら
>>リクナビHRTech 勤怠管理 サービス終了のお知らせ
KDDIモビレコーダー※代理店販売に切り替え
「KDDIモビレコーダー」は、KDDI株式会社が2012年からOEM製品として販売し、クラウドパッケージサービス「ベーシックパック」にラインナップされていましたが、2020年に提供終了し、現在は「KING OF TIME」オリジナル版の代理店販売に切り替わっています。
公式リリースはこちら
>>KDDIへOEM提供 勤怠管理システム「KDDIモビレコーダー」がラインアップ
>>申込受付・提供終了情報
KING OF TIMEを基盤とした製品の選び方ポイント
ここからは、数ある「KING OF TIME」のOEM製品からどれを選ぶべきか、その選び方のポイントを解説します。
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打刻以外の機能は同じ
大前提として、OEM製品であるため、「KING OF TIME」の基本的な機能については、どの製品も共通して備わっているということになります。給与計算ソフトなど、外部システムとの連携も基本的には共通です。
その上で、最も明確な違いとなってくるのは打刻方法です。他製品にはない、独自の打刻方法が用意されているのは、以下の3製品です。
- Touch On Time:ハイブリッド型のオリジナルのタイムレコーダー「タッチオンタイムレコーダー」が利用可能
- 勤給解決:次世代の2次元カラーコード「カメレオンコード」を用いた打刻方法が利用可能
- セコムあんしん勤怠管理サービス KING OF TIME Edition:セコムの入退室管理システムと連動した打刻が可能
サポートは異なる可能性あり
打刻方法以外の相違点としては、サポート体制が挙げられます。主に、自社で専用のヘルプデスクが用意されている製品と、サポートは「KING OF TIME」が包括窓口になっている製品とに分かれます。
また、オンラインヘルプについては2022年6月現在、「Touch On Time」と「freee勤怠管理Plus」以外は、「KING OF TIME」の旧版オンラインヘルプを流用した作りになっています。
契約やサポート窓口の一本化したいか
以上のことを踏まえると、製品選びのポイントとしては、導入してみたい特別な打刻方法がある場合は、オリジナルの打刻方法を備えた製品から選ぶのが良いでしょう。
サポート窓口を一本化したい場合は、専用のヘルプデスクが用意されている製品から選ぶという手もあります。
また、セコムのセキュリティシステムやfreeeの人事労務システムなど、販売元が提供している関連サービスを既に利用している場合は、同社の製品を選ぶことで契約をまとめることができます。
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「KING OF TIME」は、オリジナル製品・OEM製品合わせて、業界トップシェアを誇り、それだけ信頼・実績のある勤怠管理システムと言えます。
また、勤怠管理システムは、「KING OF TIME」やOEM製品以外にも多様な製品があり、その中から自社に合った製品を見つけるのは多大な手間を要します。
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