Question 1

従業員数の変動幅が大きい場合の加入条件は？

Accepted Answer

たとえば、季節的業務などに従事する労働者の割合が多く、時期によって100人を下回ったり超えたりする場合は、どの時点の従業員数が基準となるのか判断に迷います。

この場合は、直近12ヶ月のうち6ヶ月において従業員数が基準を上回った時点で、加入要件を満たすことになります。また、一旦適用対象となると、その後に基準を下回っても引き続き適用されます。

Question 2

労働時間が「正社員の4分の3以上である」とは？

Accepted Answer

「週の所定労働時間数及び月の所定労働日数が、正社員の4分の3以上である短時間労働者」については、あくまでも正社員の所定労働時間で判断します。

そのため、残業が常態化していて実労働時間が週48時間に及んでいたとしても、就業規則上の所定労働時間の4分の3で計算します。

ただし、短時間労働者の所定労働時間・所定労働日数が4分の3に満たなくても、実労働時間・実労働日数が4分の3以上となる状態が2ヶ月連続し、引き続き継続する場合は3ヶ月目から加入要件を満たすことになります。

判断の元となる正社員の所定労働時間・所定労働日数は、実労働時間・実労働日数と関係ないため、両者を混同しないように注意が必要です。

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